今日は無機繊維系断熱材について書いて行きます。
無機繊維系にはグラスウール・ロックウールがありそれぞれ違った特徴を持ちます。
グラスウールはガラスを繊維状にした物で、特徴として
安価・広く普及している・燃えにくい・防音効果がある・湿気対策が必要と言うのが特徴です。
熱伝導率は0.033〜0.05%
これは0に近い方が断熱効果が高いと言えます。
ロックウールは玄武岩やスラグ等の鉱石を繊維状にした物で、特徴として
燃えにくい・撥水性が高い・湿気対策が必要と言うのが特徴です。
熱伝導率は0.035〜0.047%です。
グラスウールとロックウールは価格面でグラスウールが安いためグラスウールの方が広く普及しています。
両方とも湿気対策が必要なのはなぜかと言うと。繊維状になってるため、繊維に水分を含み自重を重くしてしまい、重量に逆らえず落ちてきてしまうからです。
最近は袋に入って固定しやすく、ずれ落ち辛くなっています。なので昔よりは湿気対策に固執しなくていい為、広く普及しているのだと思います。
家の気温に大きく関わる断熱材。これを見て参考にしていただけたらと思います。まだまだ種類はありますが、今日はここまでです。